天然ガス指標に上限案 欧州委、価格高騰対策で
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今回のエネルギー危機は、ヨーロッパがその責任を負うべきものです。
ロシア依存度から見ると、G7国でいうと、ドイツとイタリアですね。
ドイツはウクライナ戦争前のデータで、輸入でのロシア依存度は天然ガス55%、石油34%、石炭45%です。
またLNG設備も少ないため、輸入先の変更が直ぐに出来ないという問題があります。
原発三基をようやく稼働させると方針変換しましたが、それだけでは不足の状態は変わりません。
そして、イタリアのロシア産天然ガス依存度は、40%程度とされています。
しかし来年下期にはアフリカ3カ国から代替輸入が出来、ロシア依存度をほぼゼロに出来ると公表してます。
https://www.imf.org/ja/Blogs/Articles/2022/07/19/blog-how-a-russias-natural-gas-cutoff-could-weigh-on-european-economies
価格に上限設定するということは、価格のコントールにあたりますが、エネルギー輸出国が棚ぼたで外貨を稼ぐという不自然な状態を是正する政策と考える方がいいですよ。