JAXA イプシロン打ち上げ失敗 姿勢制御装置中心に原因特定急ぐ
NHKニュース
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会議資料
https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/mext_00447.html
原因はスピンモータか,アビオニクス(搭載電子機器)か.2段燃焼時にすでに異常が生じていた可能性もある.「モータ」と言っても電動機ではなく,固体推進薬(火薬)が詰め込まれた推力装置です.今回対象となっているスピンモータは第2段の機器搭載部に2基搭載され,火が点くとねずみ花火のように機体は回転を始める(スピンアップ).問題は他のロケットと共通する部品に原因があるかです.とくに,H3に関係があると厄介です.基本的な火工品やアビオニクスに原因があるとH3と共通する部品もあるので波及の可能性もゼロではない.ちなみに,イプシロン後継機のイプシロンSはスピン安定ではなく,推力方向制御(Thrust Vector Control)を採用している.なるほど。三段のロール軸をスピン安定させるためのモータがトラブルの可能性大ということですね。それならH-3とかには影響なさそう。
日本のロケットでは最近は打ち上げ失敗てのが無かったから、けっこう驚いたのよね。『やっぱロケットって燃料の扱いが難しいのかなぁ』と専門知識もないくせに素人の浅知恵考えをしてましたが、燃料供給の方じゃなくて姿勢制御装置の不具合の方が濃厚との事なんですね。