大和ハウス工業「団地再耕」プロジェクトのいま--住民と共創し「魅力づくり」と「住み継ぎ」を
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注目のコメント
大和ハウスのリブネスタウンへの取り組み、課題感や質疑回答に造詣の深さが伺えます。
エリアマネジメントには住宅地型と商業エリア型がありますが、後者はテナントからの賃料や広告宣伝等で財源を確保しやすく、一方前者は分譲地エリア近辺に商業店舗も少ないため、「自治会費」のような住民の個人負担が財源のメインになります。
これを打破できる財源が、「建て替え」「リフォーム」「住み替え」「ライフケア」などであり、それをできるのは大和ハウスさんのようなバリューチェーンを持つ総合住宅メーカーになります。
とはいっても、人口減少、地方→都心への基本的な人の流れ、建て替えや住み替えが一巡した後の財源確保手段、を考えると10年、20年に亘って持続的に同等のサービスを提供し続けるということは難しくなります。
記事にもあるように一般的な分譲地のまちづくりと同様、「一定の型を作った後は、住民にバトンを渡していく」ことが必要になります。その際、どれだけ簡単で、特定の住民への負荷が少ないものにできるか、そして、「住民が自らで継続したいと思えるような楽しさや嬉しさを体現したバトンにできるか」が重要になると感じています。