[ロンドン 12日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)のクロスオーバーEVスポーツタイプ多目的車(SUV)「ATTO3」が12日、欧州自動車アセスメント「ユーロNCAP」の評価で最高「5つ星」を獲得した。他にはドイツのメルセデス・ベンツのEVセダン「EQE」などが同ランク入りした。

4つ星評価では、欧米系ステランティスと中国の東風汽車が合弁生産する「シトロエンC5X」と、フランスのルノーと中国の江鈴汽車が合弁生産するEVセダン「モビライズ・リモ」などが入った。

ユーロNCAPは道路走行のための認証ではないが、安全性テストとして欧州の消費者から注目されており、メーカーも高評価を得られれば積極的に宣伝する。

先月には中国の長城汽車が「ウェイ」ブランドのハイブリッドSUV「コーヒー01」と「オーラ」ブランドのEVセダン「ファンキー・キャット」で5つ星を獲得している。