米、半導体で対中輸出の規制強化 ハイテク覇権争いに拍車
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技術の移転を制限するのは、軍事利用を避けるためなのか、それとも覇権を維持するためなのか。おそらく両方なのだろうが、アメリカの貿易政策が内向きになると、日本との協力も制限しかねないと言う怖さはある。
貿易の最適化を目指す中でグローバル化は必要である一方、最近では米中対立をはじめ大国間の貿易でデカップリングが進んでいます。
ハイテク産業においてサプライチェーンは複雑化し、一つの国で全て完結することは少ないと思います。こうしたハイテク覇権争いが過激化していくことで、米中以外の国々にも供給面で大きな影響を与えることとなりそうです。2017年以降、どんどん対中輸出を強化してきましたが、中国と米国の半導体の取引金額はたえず増加し、矛盾した現象があります。
そもそも強化によってより高く売りたいのか、それともまったく輸出してはいけないのか、さっぱりわかりません。