VRで小児弱視を治療できるか、住商などアプリ開発に挑む
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コンセプトは面白いですね!
ただ、そもそもVRゴーグルの対象年齢は13歳以上で、長時間の利用は避けた方が良いはず。
短時間の利用はOKだとしても、治療のために普段は使えないデバイスを買うのかというと疑問。どのようなペルソナを想定しているのか気になります。
注目のコメント
新たなテクノロジーが医療介入の選択肢になれば素晴らしいことです。しかし、その手前では必ず臨床試験というステップが必要になります。これは、新たな治療を受ける人の安全と健康を守るためにこそ必須のステップです。
このケースでは、既存の標準的な治療法と比較して、少なくとも効果が劣っていないことを示す試験(このような試験を非劣性試験と呼びます)が必要となりそうです。
その中で、少なくとも効果が劣っていないこと、逆にこのデバイスにより何らかの害が大きく与えられないこと(例えば問題のない目に悪影響がないかどうかなど)の両者が確認できれば、広く実用化が可能になります。
まずは、その試験結果を冷静に待つ必要があります。医療業界でのVR技術の活用は、これまでリハビリや外科手術、シミュレーショントレーニングなどの分野で応用が進んできました。小児弱視の治療は大きなカテゴリーとしてはリハビリに分類されると思いますが、上手く成果が出ることを期待したいです。
弱視のお子さんを持つ知人は、早期発見、早期治療ができなかったことで改善が困難になりそのことをとても後悔していました。視力は一生に関わることですし、このアプリは楽しんでいたら自然に治療に繋がるとのことなので意義はとても大きいと思います。