三菱重工、電力4社と新型原子炉 30年代実用化、政策転換で加速
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原発賛否論ではなく、大学時代に少し原子力工学をかじった者として、原発のことを考えてみた。
振り返ると、チェルノは設計ミス、福島は立地や地震津波リスクの予見が甘かった人災。もし、原発を国のエネルギー政策の柱にするなら、こうした過去の教訓から学ぶべきことがあるはず。経済性メリットよりも安全性が優先するのが原発だが、日本が陥りやすい絶対安全ではなく、あらゆるリスクを考えた上で、事故が起きる前提でリスク対策を講じる設計が必要。絶対安全信奉は危険だ。その意味では低コストの沸騰型より、加圧型のほうが安全性は高いかもしれない。
だが、今になって「そこ!」という感じなのだ。その前に税金を使うなら、フローティング式洋上発電などが急務かと。経産省主導のエネルギー政策は、なにかしっくりこない。