顧客に無断で日興と情報共有 金融庁、三井住友FGの処分検討
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注目のコメント
上場企業は、今年の規制緩和で銀証間等の顧客情報共有が可能に。
※ただし、Opt-out(顧客が共有禁止申し出)あり、かつNeed-to-Know(然るべき担当のみが情報接受可能)の原則はあり。
今後の焦点は、未上場企業までの拡大。ハードルは高いが。イトマン事件以降は、それ程積極姿勢の旧住友銀行のやり過ぎは面に出てませんでしたが、今回は法令違反という形で出てしまったというのが、私の印象です。
https://weekly-economist.mainichi.jp/articles/20210209/se1/00m/020/078000d
就活情報に三井住友は熱い銀行だという書き込みがありますが、いいように働くと積極的、前向きとなるのですが、それが逆を向くと何でもありになってしまうということです。
それと日興証券についてですが、1999年から10年間シティグループになったことが影響しているのではないかと思いますね。
その前年に四大証券だった山一が倒産するほどの証券不況の中で、日興証券も同様に経営悪化にあったのですが、能力主義の経営のより、経営の混乱や社員の纏まりを失うなどの結果になったのではないかと思います。
そして三井住友グループになり12年が経過しましたが、大手証券とは名ばかりで直近の四半期決算だと、2番手の大和証券だけでなく、三菱UFJ証券やみずほ証券にも営業収益や利益面で差がついてしまっています。
相当焦っていたことは間違い無いでしょう。
だから、相場操縦まで行ってしまったということでしょうね。
ところで三井住友グループ間で、顧客情報が顧客の同意なしでやり取りされていたことですが、社会人としての良識さえあれば、顧客同意なしでやることなんてあり得ませんよ。
住友は25年前に大阪や取引先からグループ間で情報を回してると聞いてますので、当たり前なのかもしれませんね。
日経新聞だと、銀行から証券に派遣する役員には知見に濃淡があったからだと太田社長が言い訳してますが、それこそ能力不足の人材を送り込んでるって言ってるだけですよ。
それは証券子会社だから、能力ではなく、単に人事的順番で人を送っているという証ですね。
言い訳になって無いですよ。