名経営者も見誤ったテスラ躍進 非常識にこそ革新の芽
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大学の学部は機械工学だったので、いろいろな面白い実習がありました。一番面白かった実習の一つはバイクのエンジンを部品一つ一つにまでバラバラにして、また組み立てて再度動かすというもの。バラして組み上げただけなのに、これが実に皆ちゃんと動かないんです。内部で干渉してるのです。
ものづくりは部品だけが正しくてもダメで、作業工程を如何に洗練されたものにして効率的なフローに落とし込むかという事が長年のノウハウであり、それが日本のものづくりの強みでもありました。
ただEVになってからは、内燃機関の精密なエンジンを作るよりははるかに簡単にアセンブリすればできるようになったので、長い年月のノウハウのMoatは少し敷居が低くなったのかもしれません。
とはいえ、やはり日本はものづくり立国です。再び日本が輝く日を夢見て、日々自分もその実現の為に仕事をしています。「時価総額は当時の16倍の120兆円強に達し、トヨタ自動車から第一三共まで日本の上位10社を束ねた合計におよぶ会社」。テスラの躍進ぶりがよく分かる比較。来年には営業CFでもトヨタを逆転して、収益性の観点からも業界の覇者になる事がほぼ確実に
まだ成功と言うには時間をかけて検証される必要があると思います。時価総額は先行してますが、まだまだ自動車大手に並ぶ台数ではなく、世界を変えたと言うには時間がかかります。
しかし、今でこそ車を販売するだけではないCF創出能力素晴らしく、高い評価が認められている感じが出ていますが、2010年のIPO後、何回もディール見ていて、毎回痺れるモノばかりでした。
どう考えても、一般常識ではそのバリュー出ないだろ???というもの。プレゼンテーション資料も毎回目を通しましたが、なんでこのストーリーだけで???という連続でした。
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最も誤算だったのは、そうしたマスク氏の「非常識」が真剣だったという事実かもしれない。
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私が、起業家としてもっともリスペクトしている部分です。みんなから否定されるくらいがちょうどいい。
それは無理?株価が高い?賛同する人が少ないほどに、自分が正当化されている気がします。
ちょっと頭おかしいなと、たまに自分でも感じます。
それでも、これからも、強気で行きたいと思います!何かになるなら、それが天命だったということ。何にもならないなら、それもまた天命。