徳島阿波おどりで819人感染 踊り手の4人に1人
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感染が広がったことを批判してしまうと、誰もリスクを取って行動ができなくなるので、阿波踊り大会をするべきではなかったと批判するのではなく、感染を最小限に抑えるためには、次はどうすれば良いかを考えたいところ。
これからは、大規模イベントの中止とか、飲食店の休業とか、そういう極端な方針に舵を切ってはいけない。
注目のコメント
このデータ、実はとても解釈が難しいものだと思います。この数字を安易に解釈して分かった気になってはいけないように思います。一見すると、参加者の4人に1人が感染する恐るべきイベント、のように思われるかもしれませんが、必ずしもそうではないでしょう。
イベントの暴露による感染を評価するには、分母にイベント参加時には感染していなかった踊り手、分子にはそのうちイベント参加により感染した踊り手をもってこなければいけません。
対して、この1/4の分子には、おそらく阿波踊り参加前に感染してしまっていた人たちも含まれているはずです。あるいは、阿波踊りと関係のないところで阿波踊り後に感染した人も含まれるかもしれません。分子は大きく見えているかもしれません。
本当は、イベント前の密な室内練習があり、それが問題だっかもしれません。
以上のように、少なくとも「阿波踊りで踊り手の4人に1人が感染」ということはできず、現実の確率は近い数字なのかもしれませんが、実際のところはよく分かりません。データに基づいて議論をするなら、まずデータの正しい理解をというのが基本ではないでしょうか。「参加した踊り手らのほぼ4人に1人に当たる819人が新型コロナウイルスに感染した」 (@@。
踊り手全員を踊る前と踊った後に検査したのでしょうか。
数字をどうみるかはともかく、その819人のうち、発症した人は何人いて、不幸にして感染が直接の原因で亡くなった人は何人いたのでしょう。感染しても症状が無ければ常識的に病人ではありません。感染しても実害が極めて少ないということなら、感染しても気にしない、症状が出たらしっかりケアするという普通の国の普通の扱いに移行するための貴重な社会実験であるように思います。
四人に一人が感染していたという数字のみ喧伝して恐怖を煽ることに、どれほど意味があるものか・・・ ( 一一)