【衝撃】次のSHEIN?「越境倉庫」戦略がすごい!
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中国発の激安越境ECが今、大ブームに。
評価額でバイトダンス、スペースXに続く世界3位のユニコーン企業となったシーインは全世界のZ世代を魅了し、中国から膨大な数のアパレルを輸出し続けています。
この成功を別の分野でコピーしようと数多の中国ベンチャーが今、急速に事業拡大しています。そうした企業の一つが「ギガクラウド・テクノロジー」。
今年8月にナスダックに上場したばかりですが、上場直後にはいわゆるミーム株の一つとして株価が乱高下するという意味でも目立ちました。
彼らのビジネスモデルは「家具やルームランナー、ガーデン用品など大型商品の越境EC」。アパレルやガジェットなどの小物とは違う課題を大胆な投資によって解消したところがエクセレントだと、中国版テッククランチことITオレンジの文飛翔さんは指摘しています。
読者のほとんどは知らない企業でしょうが、すでに日本に4つの物流拠点を構えるなど、静かな日本進出は着々と進んでいます。1年前に誰もシーインを知らなかったように、1年後には世界を席巻する有力企業になっている可能性も?!
家具版シーイン、ギガクラウド・テクノロジーのビジネスヒストリー、ぜひご一読ください。
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https://newspicks.com/topics/china/キガクラウド・テクノロジーの躍進について、大変わかりやすくまとまっています。
最近注目の高いSHEINもそうですが、圧倒的に安い製造コストに加え、大胆なサプライチェーン×デジタル投資、参入障壁を捉えたカテゴリー戦略×越境集中など、学びが多い事例。
日本から同様の事例を生み出す着眼点は、
1.自国の強みを捉える(中国で言えば安い製造コストと高い品質技術)
2.大胆な投資(本事例で言えば物流&テック投資)
3.参入障壁(ニッチなセグメント選定と専門性の蓄積)
4.戦略的なパートナーシップ(本事例はレッドスターと京東)
5.起業家のしぶとさ
が大事なポイントだと思います。この企業に限らず「売買のダイレクト化」が加速している。
ECサイト,フリマアプリ,マルシェなど...売り手と買い手が直通している状態が好まれる傾向にある。
一番大きな要因としてマージンなどのコスト削減が挙げられるが、同時に生産者や販売者の顔が見える点も無視できない。
誰が・どんな想いで生産販売しているのか。
商品のクオリティや価格だけでなく、ストーリーを重視するようになった現代だからこそ、「自社で売る工夫」は売り手の必須課題なのかもしれない。