【FOMC】開催直前、FRBのインフレ対策は「強気」に出るか
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アメリカの労働省が9月2日に発表した8月雇用統計は、非農業部門の雇用者が31万5000人増加して、事前予想の平均値30万人程度を少し上回りました。
新規の雇用が堅調に続いてはいますが、労働力の供給が需要を上回って、賃金の上昇率が伸びどまるサインが見られました。ただ、これ絵をインフレリスクが後退したと見るのは時期尚早だというのが、これまでのFRBパウエル議長のコメントから見てとれます。
どこまでいけばインフレを抑え込んだと判断するのか、その判断にはまだ時間がかかるとみられ、FRBがしっかりした確信が持てるまで利上げを緩めないというのが8月26日、ワイオミング州ジャクソンホールの経済シンポジウムで出されたメッセージでした。
ジャクソンホールでのパウエル議長発言:https://newspicks.com/news/7485980?ref=search&ref_q=%E3%83%91%E3%82%A6%E3%82%A8%E3%83%AB&ref_t=top
20日から始まるF OMCでどんな見解が出されるのか、それによって大きく市場が動くことが予想されるため、注目です。米国のインフレが高止まりするなか、FRBをリセッションを起こしてでもインフレを止めにかかっています。
今のFFレート2.25%-2.5%。マーケットの予想では下記のペース
9月 0.75%
11月 0.75%
12月 0.5%
年末には金利が4.25%-4.5%へ。ノーリスクで銀行に預けるだけでこの金利。株価は更にメタメタにやられると思います… 欧州はもっと難しい状況。唯一の不確定予想はウクライナ停戦。
そんななか、我らが日本はインフレの兆候はあるけど、そこまで顕著じゃない。エネルギー価格はここから下落してくるだろうし、インバウンド解禁も伴って円安にも目処が経つと、逃げ切れそうな予感も… う〜む〜、不思議だ😅金利はインフレ圧力が弱まるまで、継続的に上げつづけるでしょう。今回は0.5%かな?
さすがに3回連続の0.75%というのはないのでは。あまりに急激な金利引き上げは体力をなくしかねません。一旦小休止して、ようす見。