スマホ決済で銀行送金 10月めどに参加資格を拡大
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何社が申請するのか、何社が審査基準を満たし接続できるのかが楽しみですね。一ユーザーとしては、まだまだなんとかペイをアクティブに使っておられない方も多いので、PayPayから簡単に銀行口座に送金できるのは便利です。規制緩和によって、新しいサービスが生まれることを楽しみにしています。
「決済の安定性確保の観点から、既存加盟銀行と同一条件で全銀システムに参加」するのが前提なので、〇〇Payなどの資金移動業者にとって相応の対応が求められることになります(システム接続までに14ヶ月かかるということの裏返しでもある)。
これらの対応コストと接続によるメリットのどちらが勝つかで参加者の顔ぶれや利用状況は変わってくるのでしょうね。全銀システムへの接続解禁は、給与デジタル払いに加えてPayアプリの利便性向上にとって大きなインパクトがありますね。
現状、資金移動業者(Payアプリ)は、利用者からチャージを受ける際、各銀行と個別に接続する必要があり、交渉コストと初期接続費用が生じており、加盟店への出金フローでは、中継銀行に振込依頼を行う際の中間コストを負担しています。
こうした点を踏まえ、2020年4月、公正取引委員会は、全銀システムに参加する資格要件として求められる法的資格、セキュリティ水準、財務基盤等の条件を整理し、資格要件を満たす場合には資金移動業者に対してもアクセス開放を検討することが望ましいと提言していました。今回の全銀ネットの対応はこの提言を受けたものといえると思います。