みずほ・三井住友「仕組み債」販売制限 顧客の損失懸念
コメント
選択しているユーザー
仕組み債に限らずですが、投資には、「リターン」の裏には「リスク」があるので、そのバランスが妥当なのかを判断した上で投資をしなくてはいけません。
仕組み債が問題になるのは、表面的な「リターン」を高そうに見せつつ「リスク」は複雑でわからないことが多いから。一般的に組成・販売側としては「ハイリスク・ミドルリターン」とするのが、オイシイ金融商品。
組成・販売側は、モラルを持って、投資家の理解力・リスク許容度に応じた提案をすることが大事。
一方で、投資家側も「リターン」だけを見るのではなく、きちんと商品性・「リスク」を理解するのが大事。逆に理解できないものは投資しないというのも、金融リテラシー。
(仕組み債は入ってないですが、)一般的には、個人が投資可能な投資商品のリターンのグラデーションは、以下リンクの図のようになっていると思っています。
https://twitter.com/ysasaji/status/1547573283394310144?s=20&t=RaADj3d50vhVeqC2wAcznA
注目のコメント
仕組債であっても商品特性、リスクリターンを把握した上で投資するのであれば販売を禁止する必要は必ずしもないはず。ただ、商品設計の複雑性に応じて適合性は問われるべきです。
日証協で販売ルールの改定が進んでいるとのことで各社の動きはそれに先行するもののようですが、我々顧客の方もリテラシーを高めて販売会社に対して商品説明のレベルアップを促せるようになるとよいと思います。仕組債、様々なものがあるようですが、リスクが高いのは、ある会社の株価が○○円を下回らなかったらったら、高金利の定期預金。下回ったら××みたいな商品が多く、××はある会社の株になって返ってくるみたいな条件だと、より高リスクな商品になります。
例えば、今のように株価が暴落する場面だと、暴落した株価を暴落前の高値で買わされた感じになるみたいです。個別株なんて倒産リスクもあるわけで、高リスクなのに、リターンは金利+数%とミドルリターンと、割りに合わない商品です。
おそらく、株を保有する大口投資家が、その株の値下がりをヘッジするためにオプション料を払い、そのオプション料を原資に、定期預金より格段に高い利回り(それでも、リスクとリターンが見合わない低い利回り)をつけて、何もなければ高い利回りが得られると言って一般人に販売するのでしょう。
数年前に、父も、このような仕組債を買い、暴落したみずほFGの株をもらった、と言っていました。幸いにも、その後のアベノミクスで損を取り戻したみたいですが、その時から「仕組債」のリターンはリスクに見合わないことを実感として持っています。メガバンクの金融商品の営業って、勝手にAさんには2,000万円、Bさんには1,000万円売り付けると決めて、あなたはこれを買うべき!と、一つの商品を押売りするから悪質なんです。
比較検討なんて、初めから想定していないやり方ですから。
したがって、このような判断以前の問題です。