メディアが報じない、稲盛和夫氏が一番に伝えたかった「驚愕のフィロソフィ」
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注目のコメント
「宇宙」という言葉にとらわれない。
別にスピリチュアルでもなく、宇宙を象徴的に使っていると考えればいい。それくらい深く遠くを意識して考え抜く。
妥協しないで追求し続け、大きな流れを感じて調和する。たとえばこう考えれば、ビジネスも人生も素晴らしいものになりそうです。私たちが宇宙に存在する一生命体であるなかで、日本でもなく、地球でもなく、宇宙という最も大きな括りを意識することで、自らの存在の小ささを伝えつつも、しっかりとその存在の尊さを伝えたかったのではないだろうか。
稲盛さんの師である中村天風氏が述べた言葉との事。
『我は今、宇宙霊の中にいる。
我はまた、霊智の力とともにいる。
そもそも宇宙霊なるものこそは、万物の一切をより良く作り更(か)えることに、常に公平なる態度を採る。
そして、人間の正しい心、勇気ある心、明るい心、朗らかな心という積極的の心持ちで思考した事項のみ、その建設的なる全能の力を注ぎかける。しかりこうして、かくのごとくにしてその力を受け入れしものこそは、またまさしく力そのものになり得るのである。
―中村天風「思考作用の誦句(しょうく)」』
形や言い方は変われど、現在ではパーパスやSDGsとして掲げられている事と本質は全く変わらないと思える。
過去の表現として、スピリチュアルに受け取られるかもしれないが、重要な軸は昔も今も変わらないのだと思う。