パキスタン洪水、損失は4兆円超 国連総長が被災地視察
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多数の子どもを含む人命が失われている以上、金額に換算することは所詮できないのですが、問題は、これから被害が広がるのをどれだけ減らせるか、にあります。
衛生的な水の不足、疫病の蔓延、畑や家畜が水没したことによる食料不足、失われた仕事と教育の場、財政のデフォルト、そして内戦の激化と難民の発生。
今年中にこれらの事態に進んでいく条件がもうそろっています。
松下幸之助が、台風で大被害が大阪に出た翌日、幹部社員総出で取引先に見舞金を持って見舞いに回った、というエピソードがありますが、もし今日本の首相がパキスタンを訪問して1000億円を復興のために無償で提供すると言えば、さぞや後々までパキスタン国民の記憶に残るでしょう。
洪水の被害が拡大してから、パキスタンを訪問した外国の首脳はいません。国連事務総長は、金は動かせませんが、メディアを連れてくるし、来てくれるだけでもパキスタンとしてもありがたいでしょう。本当にそうならば、家を捨ててより安全な場所へ逃げることを勧めるべきではないかと思うのですが…↓
「パキスタンは気候変動の影響を最も受けている国の一つだ」