レジ袋の代わりに「指定ごみ袋」を販売 イオンが提案するマイバック以外の新しい選択肢
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地域の優良指定ゴミ袋は、自治体によって随分前から採用されていて、ローカルスーパーでは既にレジ袋として採用されているところがあったのですが、それをイオンのような大手が手掛けると一気に広がりそうで良い知らせですね。
そもそもレジ袋の有料化は、プラスティックそのものが海洋環境を汚染する云々以前に、日本の過剰包装を最小限にして無駄なゴミを削減するという意味で有効だったと思います。最初は不便を感じたけれど、「そういうものだ」と思えば済む程度の不便だった気もしますし。
地域の優良指定ゴミ袋の意義も、ゴミ処理費用負担もさる事ながら、ゴミの分別や削減に対する効果の方が大きい気がするから同じ方向を向いているわけです。
ある大病院が患者に対して無料にしていた駐車場を、患者であっても200円取るように変えたら、それまで満車状態で無駄に待たされていた患者が楽に駐車できるようになったという話もあります。
たった200円、されど200円ですね。
人間の心理ってそんなもの。(^з^)-☆
注目のコメント
レジ袋有料化がスタートする前、審議会でもレジ袋をごみ袋としても再利用する人がいるために、有料化となると追加的な袋の購入に繋がるのではないかという意見がありました。
元々レジ袋有料化は、レジ袋に価値を認めて何度も使用することを促すことが狙いのひとつとなっていましたが、本取り組みはレジ袋の使用後も別の用途で（ごみ袋として）使用されることをさらに促進するものと思います。
自治体の指定ごみ袋のデザインがレジ袋として使用する際の障壁になるということで、デザインの一新を許可したところは自治体の柔軟性が見受けられます。ぜひ、取り組みによる効果測定結果を公表していただきたいです。良い取り組みだと思います。
ただ、そもそも指定ゴミ袋以外のゴミは受け付けないという自治体が悪いのであり、適切に捨てられるのであれば、ビニール袋だろうが、紙袋だろうが柔軟に対応すべきだと思います。有料で指定のゴミ袋を買うのはナンセンスであり、時代に逆行していると当該の自治体は自覚すべきです。私が2020年1月に書いたnoteがこちらです。
「なぜレジ袋は無料なのか」
https://note.com/yizutsu/n/n4790b5c919ff
