斎藤幸平氏「人権軽視の日本人は、そのツケを払うことになる」
日経ビジネス
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コメント
注目のコメント
人権というと語弊が生じ、そちら関係の人たちがアップし始めますよ笑
本質は、
> つまりこの10年間、企業もコンサルティング会社も、総体としてみれば「コスト削減」しかやってこなかった。ここに無理が起きているんですよ。とにかく必死にコストダウンをしたので、あちこちにいろんなストレスが生じています。
例えば、サプライチェーンにおいて徹底的にコストダウンを推し進めた結果、海外での児童労働、強制労働を助長する結果になり、日本国内でも、社員の給与が上がらないといった問題や、各種のハラスメントのほか、外国人技能実習生や外国人労働者の問題などとも深くつながっています。
とある通り、無闇な低価格競争、デフレ経済を推し進めた結果、下請け企業と労働者にしわ寄せが行っている点です。
大企業が表向き「消費者のため」「SDGs」とか取り繕っている裏で、搾取の構造に突き進んできた結果がいま。
表向きはコストダウンにより利益を増やしているが、株主への配当ばかり気にして投資に回さないから技術的な革新は進まない。いつまで経っても下請け企業と労働者への依存体質は変わらない。
まずは、こうした構造を是正できるように、企業自身が自覚を持って進めていかないと変わらないでしょう。