【先端】動物の「グーグル翻訳」を作るAIの解析はここまできた
- 「方言」を話すネズミたち
- 動物の「グーグル翻訳」を作る
- 鳴き声からストレスを検知
- オオコウモリの発声の4パターン
- 「方言」はなぜできた?
- クジラの声を解読するプロジェクト
- 音から行動を特定する
- チャットボットでクジラと「会話」
- 失われた鳴き声は復活するか
- 動物と対話する日は来るか
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動物がどんな言葉を話しているのかを知りたいというのは、人類の長年の夢、研究者だけでなくとも、ペットを飼っている人たちは強くそう思っているはずです。
猫や犬の「翻訳機」が出たりしてきましたが、AIがこの分野でどれだけ使われるようになってきているのかというNYTのレポートです。
ネズミが方言を話している、また絶滅危惧種が自然に戻る時にどんな言葉を失っているのか、という研究に興味をそそられました。
群れを支配する「女王」がいなくなると方言も絶えるというのは、アリの仕組みのようだなとも思いながら。
見えなかった地球や生物の不思議が、機械学習によって解き明かされるかもしれないというところに、今後の大きな可能性を感じます。
会話を人間のものだけだと勘違いしがちですが、動物たちも会話しています。ただ、方言があるとは知りませんでした。大阪ネズミは、大阪弁をしゃべっているのでしょうね。
今日のランニングでは、鳥の鳴き声に耳を傾けようと思います。京都弁で鳴いているかな?
私はザトウクジラのWhale Songを研究する一人です.
主に知能と進化の観点から.
2月に沖縄およびマウイ島から船を出して水中マイクでデータを収集してきた.
歌の場合, 繁殖行動に付随するため冬期から春にかけてのみデータの収集ができる.
クジラの研究と言えば保護のための個体識別が主で, 例えば機械学習は尾鰭の模様の分類などが有名だった. 一方, 音声研究は人間の経済活動にさして寄与しないことから予算が流れにくく, 一部の研究者やハワイのWhale Trust, Oxford大学などの団体が細々と進めてきた. 2019年のNature誌への寄稿者であるWhaleTrustのJimともメールでやり取りしているが, 音声データの収集にはそれなりに手間と費用がかかり貴重. 信頼できるコミュニティの中でしか共有されない.
だから記事にあるような自動追跡ロボットを作ることは合理的だ.
クジラは進化の分岐ではカバと遺伝的には近く, 中でもヒゲクジラ目の一瞬であるザトウクジラ(Megaptera novaeangliae)は脳の紡績細胞が発達しており知能が高い.
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