銀行重役を絶句させた松下幸之助の「分かりません」の意味
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会社の発展は、経営者が決めるべきものでも、ましてや企画部門が決めるものでもない。それは社会が決めることである。
全産業に当てはまることであるが、個人的には現在の銀行経営者にこの話を聞いてもらいたい。社会での存在意義こそ、今問われていることである。>方針発表会で幸之助はこんな説明を添えていた。
>「この計画は必ず達成できる。なぜかと言うと。これは一般大衆の要望だからである。われわれは、大衆と"見えざる契約"をしているのである
>なるほど。ともすれば事業計画とは、経営者の独善、希望的観測が数字になることが多いものだ。「販売高1兆円」「時価総額日本一」とか声高に叫ぶ経営者も時に現れる。
>しかし、幸之助のそれはそんな私的欲望とは無縁である。大衆の願望を代弁した数字ということなのだ。
これは凄いね。確かに、会社の規模は社会からの要望や期待によって変わるからね。
経営者のリーダーシップで言われるより、『これくらいの規模になることを、我々は社会から期待されているんだ』と言った方が従業員に刺さるかもね。