大気からCO2回収急拡大
日本経済新聞
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注目のコメント
これ聞くたびに筋の悪い話だぁなと思うんですよね。
大規模CO2回収設備が石炭火力についているのは、排ガス中のCO2濃度が濃いので回収効率が良いから、も1つの理由だと理解しています。逆にLNG焚はCO2濃度が薄いので、同じCO2回収量を出すためには排ガス回収プロセスが大きくなってしまいCAPEXもOPEXも上がってしまうからあんまり普及してないんだと思う。大気から回収とか聞いただけで効率悪そうだなぁ・・・と感じるんですよね。
同じ敷地内の地熱や太陽光から電気を回してそれで設備を動かす、というならDACプラントを動かすためにの電気については二酸化炭素は発生していない、と考えらえる。けどそれだったら、その電気を再エネ市場に売った時に減るCO2よりも多くDACプラントで回収しないといけない。そうでないと合理的でないと思うだけど・・・。石油・ガス大手のOccidentalなどのDACの取り組み。
『年最大100万トン回収するプラントを、2035年までに70基つくる』というのはかなり大きい印象。例えば排出量取引でのCO2価格を1トン80ドルとすれば、1プラント0.8億ドル(110億円)の収益となる。