「宮島訪問税」来秋開始へ 乗船時に1人100円徴収
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宮島訪問税条例第1条によれば「宮島への多くの観光客等の来訪によって発生し、又は増幅する行政需要に対応するために課する」とのこと。
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離島の観光税では沖縄の座間見諸島の美ら島税や伊平屋島の環境協力税などに前例があり、これらの島は住民も対象。ほか、観光客から独自に徴収している例としては竹富島などもあります。
宮島のように日帰りできてしまう島の場合、モラルのない観光客がお金はさほど落とさず、ごみだけ残していくだけで帰ってしまうというような悩みがよく聞かれ、島そのものは人口減少で地域の維持が難しくなっているような状況にもあるので、宮島に限らずもっと広がっていいんじゃないかと思う仕組みです。日本はどこに旅行に行っても、こんなに安くていいの？と心配になるくらいなので、適度な値上げにより観光客に満足いく体験を提供できるようになら全然ありだと私は感じました。
宮島で美しい景色を見たいという気持ちが強い観光客にとって、片道100円上がったところで、じゃあ行かない、とは滅多にならないだろうなと。
それにしても一人100円の徴収で開始5年で10億円の税収ってすごいですよね！これだけの収入は、どんなに頑張ってゆるキャラグッズを作って販売したりしても難しそうです。観光とは地域に負担をかけることで、その負担へのフォローは今までは税金で賄われてました。ですが、受益者負担があるべき姿なので、今回の取り組みはいい取り組みだと思います。
+++追記+++
宮島に行ってきました。
宮島口のフェリー乗り場はリニューアルされ、きれいで居心地の良い場所に変わっていました。
これから宮島内の体験価値を上げるためにも、徴税して投資に回すことは必要だなと再認識した次第です。
そして今の乗船代の片道160円はとても安く感じました。
