2022/9/3
【読書】哲学で鍛える、5つの「考えるスキル」
NewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする連載「10分読書」。
今回は『独学の思考法 地頭を鍛える「考える技術」』(講談社)をお届けする。
ぜひ、週末のひとときで新たな知識を手に入れてほしい。(4504文字)
独学の思考法を身につけるには
「答えなき時代に自分の力で探究を行うための方法」、すなわち「独学」における「考える技術」を伝えるのが本書の目的だ。
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5つのスキルのうち、「問い、要約と物語化する」は、特に重要だと共感しますし、責任範囲が広がっていく方に共通している強みだと思います。
Why?と問い続けると、様々な分析がより質が高いものになり、見えなかった結果が明らかになります。まさしく分析の醍醐味。Why?というマジックワードは、分析の旅を楽しくしてくれる糸口です。
そして、要約と物語化は、その分析結果をどう効果的に説得力あるストーリーにするかの演出部分。ストーリーテリングの「落とし所」を必ず決めることは、とても重要です。プレゼンを聞く側の場合、「で、どうしたいの?」や「つまり、要点は?」と感じることあるあるです。
特にストーリーテリングは、上にいくほど求められるスキル。様々な物語の種類がある中で、どういう物語にするのが一番相手に刺さるかが鍵です。これらのスキルを制覇すると、より楽しい仕事につながりますね。
正しい問いが立てられなければ、他はすべて無駄になってしまいます。一方この問いが正しいかどうかは、自分1人で考えていてもなかなかわかりません。その辺りが難しいところなんでしょう。
今週の10分読書は、答えなき時代に自分の力で探究するための、「考える技術」についてです。
思考するために必要な問いを立てる力や、対話的思考をどれも普段から意識できるステップで紹介しています。ただ私には何よりも忍耐力が求められそうです。
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