[ニューヨーク 30日 ロイター] - 米議決権行使助言会社のISSは30日、米ツイッター の株主に対し、米電気自動車(EV)大手テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)による買収計画を承認すべきとの見解を示した。

ISSは報告書の中で、マスク氏の全額現金による買収提案の利点として、株主に流動性と価値を提供する点を指摘。「この提案に賛成票を投じることがが正当化される」としている。さらに、マスク氏の計画に対する株主の反対はそれほど多くない点も指摘している。

株主は9月13日にこの件に関する投票を行う予定。

ISSは、買収が延期または中止されたとしても、「株主にとって現時点で最も賢明な行動は、取引自体のファンダメンタルズに焦点を当てることだと思われる」としている。