売り上げを最大化する「価格決定マシン」の中身
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注目のコメント
今回記事はインタビュー形式で執筆いただいたため、私の伝え方の至らなさ故ですが、みなさまに誤解を与えてしまいそうな部分がありましたのでコメントさせていただきます。
記事中には、製造業は値上げより「実質値上げ」と書かれていますが、
私がお伝えしたかった内容は、
「実質値上げ」をしましょう、コカ・コーラは「代表的な実質値上げの例」ということではありません。
コカコーラ社は、顧客体験を科学し、容量を変えたことで、結果的に量当たり単価を改善できた、ということです。
プライシングスタジオは、単なる「値上げ」や「実質値上げ」をしましょう、というポジションの企業ではなく、真に「顧客が求めている価値」を特定し、その価値に対しての「適切な単価設定」を導き出すソリューションを提供しています。そういった顧客体験を損ねず(むしろ向上させ)、収益を最大化できる支援をしていきたいと考えており、そういった支援を通じてより良い社会を実現していきたいと考えています。
みなさまに、応援いただけますと非常に嬉しいです!特にスタートアップなんかはこの世に無かったものの価値をパッケージ化して販売しなければいけない。プロダクトを0から作るのに何か他の既存相場と比べて値付けしてしまう場面をよくみます。そのプロダクトにどういう価値があるのかは視点を多角的に持ち、かつ買い手の状況によっても価値基準が大きく異なることを認識。銀行にドローンを売るには?商社にAIを売るには?八百屋に暗号通貨を売るには?自治体にメタバースを売るには?など、価値を最大化できる『シチュエーションのペルソナ』を設定することが大事です。
100円ショップが登場したとき、素朴な疑問として「値段って、何だろう?」と思いました。
「こんなに便利なモノがこの価格で!」という驚きと、「どうやって採算をとっているのだろう」という疑問です。
100円ショップは海外で安く仕入れた商品を販売して利益を出していたわけですが、高く売れれば、それだけ利益も大きくなります。
昨今のエネルギーや原材料の高騰は価格転嫁せざるを得ないところまできています。それでも、消費者離れを恐れて、値上げに踏み切れない企業も多いのが現実です。
海外に比べ、日本はインフレが抑えられているのはありがたいことですが、安売り競争で企業が疲弊し、再投資できなくなれば、企業の成長が止まり、日本全体が貧しくなってしまいます。
無料のネットサービスや低価格に慣れてしまったわたしたちですが、もう一度、適正価格のあり方を考える時期に来ているのかもしれません。
その流れの1つとして、合理的な価格設定を支援するプライシングスタジオのような会社の登場は、社会的意義があると感じています。