2022/8/27

【教訓】スナチャのサブスクが絶好調のワケ

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今年6月、動画共有アプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが、サブスクリプション(定額課金)サービス「スナップチャット+(プラス)」を導入した。
月額3.99ドルを支払うと、新機能を先行利用したり、自分のストーリーを繰り返し見た人を知ることなどができる。
それからわずか1カ月半で、登録ユーザーが100万人を超えたという。
スナップの収益は、ほぼすべて広告収入だ。
それなのに、昨年アップルが端末追跡制限を導入したために広告収入が打撃を受けたほか、景気後退懸念から広告市場が総じて弱気なため、新しい収益源を見つける必要性に迫られていた。
そこで投入されたのがスナップチャットプラスだった。

ハリウッドの失敗を教訓に

これに先立つ2018年にスナップがスタートした動画配信サービス「スナップ・オリジナルズ」も好調だ。
その背景には、動画づくりのプロであるハリウッドの失敗がある。