[23日 ロイター] - 米アップルは今秋発表されるとみられる「iPhone14」の生産をインドで始めることを計画している。ブルームバーグ・ニュースが23日に伝えた。

米中の対立や中国でのロックダウン(都市封鎖)による混乱を受けて、アップルは中国以外の生産拠点を模索している。

中国から当初リリースし、約2カ月後にインドで生産を開始する計画だ。インドでの生産を拡大し、新しいiPhoneの生産ラグを通常の6─9カ月から短縮するためサプライヤーと協力しているという。(https://bloom.bg/3PKqMcB)

報道によると、サプライヤーである台湾の鴻海精密工業は中国から部品を出荷し、インド南部チェンナイ近郊の工場で組み立てる工程を検討した。

最初のインド製iPhone14が完成するのは10月下旬か11月になる見込みという。

ロイターはアップルにコメントを求めたが、今のところ返答を得られていない。