【岡山】1400人の山村のローカルベンチャー、森も村も甦らせる
NewsPicks +d編集部
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地域で事業を営むということは、その地に深く根を張るということ。
『ただかっこいいデザインだと賄えないこともあり、短い木材をつなぐような構造設計をルールする。』
土着的な思想やデザインに基づいたヴァナキュラー建築という考え方があるけど、土壌も素材も地域ごとに特徴があるからこそ制約が生まれ、「らしさ」を表現するデザインが生まれてゆく。取材・執筆を担当しましたライターのMARUです。
西粟倉村はのんびりとした山間の村ですが、ところどころに、都会の洗練された空気感が漂っていました。特に『BACE101%』というカフェはそのまま表参道にあっても良さそうな佇まいで、集う人たちもどこかしらクリエイティブな雰囲気。
平日だったのですが、何台かの観光バスが『BACE101%』にやってきて、広い店内は賑やかに。いくつかのテーブルでは新たなプロジェクトを検討している様子も伺えて、活気に満ちていました。
その一方で、いちご狩りのビニールハウスには地元のおじいちゃんおばあちゃんがイチゴ狩りをする様子も見られ、村の創生の動きが地元の人たちの笑顔にもつながっているのを実感しました。林業の衰退は、日本の多くの山村にとって共通の課題。村ぐるみでその活用法を持続可能な方法で、ビジネスとして見いだした西粟倉村の事例は、とても参考になると思いました。
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