「プーチンの頭脳」ロシア思想家の娘、爆弾で死亡 車に仕掛けられ
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ドゥーギン氏は、「プーチン大統領の頭脳」というよりも、戦前の日本でいえば、北一輝とか大川周明といった立場の人でしょう。
体制側ですが、熱烈な信奉者が多く、下手をすれば政府にとって毒にもなりかねない人物です。
政府にとってもやっかいな人物です。プーチン大統領がドゥーギン氏の意のままに動く、というような関係ではありません。
現代ロシアの「ユーラシア主義」の中心人物で、科学的根拠もなく、実証的な研究に基づいているとはいい難い内容ですが、ロシアがユーラシアを束ねる盟主となり、独自の価値体系を普及させる、そして米国や英国などの大西洋諸国と対決する、その歴史的必然性やロシアの歴史的使命についての説は、壮大で迫力のあるものです。
冷静になってみると、そんな歴史的必然など、証明できるわけもないのですが、今やロシア言論界の主流といえるもので、大真面目に同じ内容を語るロシア人は多いです。
今回の事件は、まだわからないことが多いです。
今後、ロシアが倒されてニュルンベルク裁判や極東軍事裁判のような国際裁判になれば、ドゥーギン氏はA級戦犯扱いされてもおかしくない人です。
ただ、米国や英国が、ことさらドゥーギン氏を暗殺しようとするとは、考えにくいです。
ウクライナ政府がやるかというと、まだありそうですが、やはり微妙です。
ドゥーギン氏の危険性は、信奉者が多いだけに、ロシア国内でこそ大きいので、ロシア政府内部にも動機を疑うことはできます。真相が明らかになる可能性は低いですが、ロシア国内にはプーチン大統領も青ざめるレベルの過激な思想家が、民間、他の政党含めています。日本のメディアだけで情報をみていると、なぜプーチン大統領の支持者が多いのか?という疑問を持つ方はかなりいると思います。ロシア国内にプーチン大統領とは比較にならないレベルの過激な人たちが政治や政治に近いところにいるというのが一つの答えだと思います。
どんな状況であれ、直接関係ない人が犠牲になってしまうのは悲しいことですね。極右地政学者の娘はさらにやばい極右ジャーナリストで「ウクライナというアイデンティティーの絶滅」を主張していた。
https://twitter.com/wartranslated/status/1561381788211036165
https://twitter.com/HosakaSanshiro/status/1561124465534128130
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