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注目のコメント
まさにグリーンラッシュ。Net Zero実現には必須な炭素除去ですが、この規模でまだアーリーでリスクがある炭素除去の分野に取り組めること、流石ですね。
同時に、FrontierのAMCの取り組みとして、多分野にわたる専門家を連ねて、見解をまとめて行かれていること、素晴らしいです。Direct Air Capture、エネルギーから、エコロジー、Bio、海洋からwaste management、ガバナンスの専門家まで。
ガバナンスも重要視されていることも特に参考になります。これら炭素除去技術に関して政府機関へ働きかけ、規制等を検討するだけでなく、公式・非公式なルールやインセンティブ作りなど、炭素除去技術のレベルでと実際の様々な取り組みを横断していく必要があると理解します。各手法のコストやリスク・副作用などをきちんと把握し、総合的に炭素除去の導入と規模拡大を加速するためにも。
また、この分野ではモラルハザードの回避も大切かと。炭素除去を見込みすぎて、排出削減を遅らせてしまっても行けないためにも。
今後、Frontierの様な取り組みがさらにスケールされていくのをきちんとフォローしていきたいと思います!脱炭素の女王といいのは素晴らしいネーミングですね。何よりもCVC(corporate venture capital)の形態でここまできっかけ作りが出来ていることが驚きです。そのメリットとして豊富な資金を持つStripeならではの脱炭素問題への取り組みは、計画的、効率的かつ迅速であり、政府が掲げる施策とはスピード感が違います。
脱炭素市場の拡大がこのままの勢いを保ち、全米だけでなく世界中に拡大することを願いますが、2024年の大統領選挙でドナルド・トランプが大統領へ返り咲くかによって、この動きの先行きは大きく左右される可能性があります。パリ条約脱退や貴重な大自然の下に眠るエネルギー開発の支援を鶴の一声で行ってきた過去があるがゆえ、今更スタンスも変えないでしょう。
政策とはかけ離れたところでビジネスとして進めることに一票投じたいと思います。いまシリコンバレーでは、炭素除去など新しいビジネスを立ち上げている先駆者たちが、ひとつの大きなコミュニティを作っています。そのど真ん中にいる「キーマン」が、今回のストーリーで追いかけた主人公である、ストライプのNan Ransohoffです。彼女の足取りを追いかけるように、さまざまな創業者に話を聞きました。
これはサンフランシスコに住んでいるから分かるのですが、彼女の自宅は、私の家から徒歩圏内のナイスな住宅街。クルマで5分ほどの自動車修理工場が並んでるエリアには、この記事でレポートしてるCharm Industrialという、炭素除去ビジネスのフロントランナーがひっそり本社を構えています。それくらい小さなエリアに密集しているのが、ここの面白さだったなと久しぶりに感じました。
ちなみに炭素除去に1250億円を投じる、この注目のフロンティアプロジェクトですが、事前買取制度(AMC)というのはもともと、実はワクチン開発の世界からきたものです。いずれ必要になるけど、だれも手を出さない新しいマーケットを生み出すために、協力して事前にカネを出し合うという仕組みです。こうしたアプローチも、とてもおもしろく思いました。
このコミュニティは今後もっと、大きなものになると思います。ぜひ、ご一読ください。
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