年収が1000万円以下だと、大手の注文住宅のマイホームは「絶望的」な時代がやってきた
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注目のコメント
日本は新品主義が強いと思います。アメリカではマイホームも中古を買って自分の好きなように改装する事が多く、賃貸市場も日本よりかなり高いです。全体のサステイナブルな社会を考えていく上では、中古のブランディングの考え直しも必要かと思います。
今は建てる時ではないという前提ですが、
現場に近い人間として3点申し上げておきます。
1.大手ハウスメーカーの一棟あたりの単価が高すぎる。
優良な地域の工務店を探せば、同程度の品質で20〜30%のプライスダウンは夢ではない。しっかりと地域の工務店を徹底的に探した上で建築請負先を決めてますか?
2.税金や補助金の優遇政策や住宅ローンの借り方を勉強していますか?
経済の長期停滞によるマイホーム需要の低下で、省エネや長期優良住宅などでの金利優遇や税制控除、各種補助金はもはやオンパレード状態です。個人の最大の買い物である住宅の需要喚起は経済対策として極めて重要だからです。
ローンにしても、例えばペアローンで組めば夫婦それぞれで住宅ローン控除ができるのを知ってますか?
これだけで、借りれば儲かる逆ザヤ状態です。
3.住宅によってその人の幸福もその反対も決定される。
上記1.2程度の知識もなく、不満ばかり言って、安い方がいい、賃貸でいいと言っている人は、不幸の入り口に立っています。
自宅で過ごす時間は当然他の場所よりも最も長く、依ってそこの質で人生が決まるからです。
住宅によって幸せになる人も、またはその逆の方もたくさん見て来ました。
5円のスーパーの袋を節約するくらいなら、最低限上記1.2を徹底的に勉強して実際に落とし込んでください。
トータルで優に一千万単位で得をして、さらに住まいでも大きな幸せを得ることができるでしょう。そりゃそうなるわ。どんなに日本経済が悪くなろうと個人としては身の丈に合った暮らしをする以外無い。
住宅を現ナマで買えるならいいけど、ほとんどの人がローンを組む。
自分の場合は、ローンで買ったクチだが、月々のローンが可処分所得に直結するのでとにかく家に幻想は抱かず譲歩に譲歩をして、築浅中古物件に決めた。
とにかく手取りの4分の1くらいに月々の支払いを抑えたかった。
ちょいちょいお金の使い方を間違う自分だけどこれだけはかなりの正解だった。
過去に比較的大きな買い物で結婚式、車の購入の時に金銭感覚が狂った経験があったから家を買う時は上限は死守した。
一万円の欲しい靴を買うのに一週間悩む自分が5万、10万するオプションを次々と乗せていって予算オーバーしたことがある。
注文住宅は結果的にかなり高くつく。
金銭感覚が狂ってオプションとかで10万とか100万とか注文を上乗せする。最低限の空調、家具、キッチン、水回りとかでさらに予算をオーバーする。住んでみたら意外に不便を感じたり、デッドスペースがあったりする。
素人の希望を詰め込んだ家よりもパワービルダー、一軒家作りのプロが考えた家の方がワクワクは無いにしても結果的にはすみやすいと思ってる。
収入もステータスだけど、それ以上に可処分所得が多い方が大事だと思ってる。