【本人直撃】ビル・ゲイツが「日本の若者」に訴えたいこと
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ビルゲイツというだけあって地球規模のお話が多く、興味深かったです。ビルの視野の広さと視座の高さでの課題/現状認識をするためには中々一足飛びでは、辿り着けない部分もあると思いますが、そこに到達するまでの最初のステップとして、まずは「興味を持つこと」の重要性を指摘されている点は、日常生活に活かすことのできる具体的なアドバイスだったかなと思います。
注目のコメント
日本政府のアジア、アフリカ諸国の保険医療向上への支援は、相当大きなものです。
母子手帳の普及と、それに伴う乳幼児定期健診の普及、予防接種と栄養状態確認の普及、などが中心です。
日本発の母子手帳 世界へ
https://www.jica.go.jp/activities/issues/health/mch_handbook/index.html
こういう草の根型で目立たないながら、何十年も長期に渡る支援が着実に定着しています。ゲイツ氏がご存知かはわかりませんが。
日本の支援は、日本企業が進出する東南アジアなどが中心であるし、世界的に十分であるかといえば、そうではないでしょうが。イエメンやアフガニスタン、紛争地などでは保健医療が非常に不足しているのも事実です。
日本の国際協力は、安全保障面では少なく、大型インフラも最近は中国に比べると少なくなりましたが、草の根の生活改善では顕著な成果をあげています。
日本のエネルギー面での国際協力は、東南アジアや南アジアで、高い発電効率で二酸化炭素排出量が少ない石炭火力発電を普及させることでしたが、脱炭素だ何だで、中止を余儀なくされました。
現在、中国、インドをはじめ、東南アジアと南アジア諸国のほとんどは、石炭火力発電に依存せざるをえないし、あと20年は石炭火力発電が中心にならざるをえないでしょう。そうしなければ、これらの地域の経済成長は実現できません。欧米諸国が安い天然ガスを供給してくれるわけでもないし。
どうせ石炭火力発電中心でいかなければいかないのだから、高い発電効率で低排出の石炭火力発電に転換するのが、環境面でも最も合理的だったでしょう。
どうも欧米人のインフルエンサーは、こういうアジア諸国のエネルギー需要と経済成長が必要とする要件に、ほとんど関心がありません。
石炭火力発電以外、となると、東南アジアからインド、パキスタンにかけて、原子力発電所を大量につくるしかないでしょう。これは、ほぼ中国主導になるでしょう。科学と工学によるイノベーションに挑戦して欲しい、とのことでしたが、その土壌がある若者も多くないのかもと思いました。となると、もう一方のメッセージは気候変動関連の政策に興味を持って、関わるというところができることかもしれません。
大学生で政策提言も行っている環境活動家の方もおられますが、そういった人たちをどこか冷めた目で見る人が多いように感じています。自分で1歩踏み出すのが難しくても、そういった人たちをフォローしてみて、声を聞き、支援できそうなことはしていくのがいいかなあと思いました!
貴重な3問のうち1つを若者に向けてくださり、ありがとうございます!来日中のビル・ゲイツ氏に直接インタビューする機会に恵まれました。複数社での同時インタビューで、質問できるのは各社3回。その中でNewsPicksがフォーカスしたのは、気候変動と若い人たちへのメッセージです。
未来をつくる次世代に、ゲイツ氏が期待するものとは。若い世代がメッセージを受け取り、コメント欄が盛り上がると嬉しいです。