青森ねぶた、100万円の観覧席が完売 提供された“プレミアム”なサービスとは?
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伝統ある歴史の長いお祭りの
新しい高付加価値化ないしは多角的な価値のつけ方ですね!
資金難はもちろんですが、
地域の伝統的なお祭りはマンネリ化や実行委員会の高齢化など継続に向けて様々な課題がある中で良い事例となりそうでワクワクします!地元出身者として断言しますが、これは高いですよ。明らかに酒と食べ物のグレードが低すぎです。青森にはもっとグレードが高い酒と食べ物ありますよ。
食べ物とか、大半が近所のスーパーで普通に買えるものばかり。もちろん、どれも美味しものではありますが、明らかに値段に釣り合ってないです。
酒造メーカーや食品メーカーからの協賛やしがらみがあったのかもしれませんが、これじゃ青森の食の良さがまるで伝わりません。
それに、甘口のシードルに独特の(いい意味での)生臭さがある鰊(鮭だったらまだしも)の切り込みや筋子を合わせるとか、本当に試食・試飲したのか疑いたくなるレベルです。ああいう食品こそ、辛口の純米酒(桃川とかじょっぱりとか?)と合わせるべきでしょう。
食べ物については、このくらいのお金を出せる人は食べ飽きているかもしれませんが、やはり大間のマグロですよ。
そして、今の時期は、なんと言っても知る人ぞ知るメロンの希少品種「ゆうか」。栽培が難しく、市場にほとんど流通していませんが、地元だと普通に津軽地方のメロン農家から直接購入できます。実家では、出来島のメロン農家さんから毎年購入しています。
ゆうかは、極めて糖度が高く、柔らかい果肉が特徴のメロンです。このメロンのせいで、私はスーパーのメロンを買えなくなる呪いにかかりました。蒸し暑い祭りの夜に、キンキンに冷やして提供すると、強烈なインパクトを残すことでしょう。青森出身なのでねぶた祭りは子供の頃から参加していますが、大人になってからは参加するたびに「安すぎる」ことに驚愕しました。
ねぶたの山車などコンテンツそのものだけでも唯一無二の価値があるのですが、地味に祭り会場で食べられる食事が格安です。「とうもろこし焼き」とか「ホタテ焼き」とか、そこらへんの屋台で地元で採れた新鮮な食材を使って炭火で焼いているのですが、地元価格で300円や500円です。東京だったら3倍くらいしそうなクオリティです。
ちなみにハネトの浴衣さえ着ていれば、祭りにも誰でも無料で参加できます。ハネトの衣装レンタルは地元の呉服店などで3000円ほどで借りられ、着付けもしてもらえます。つまり5000円くらいあれば一晩中楽しめてしまうのです。
個人的にはねぶた祭りの魅力を最大限に付加価値化し、地元の経済が潤えばいいなと思っていたので、とても良い取り組みだと思います。