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いきなり!ステーキはなぜここまで凋落したのか

東洋経済オンライン
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コメント


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  • 個人的には、店舗同士が客を取り合う、という表現が違和感です。
    ドミナント戦略に失敗した、またはドミナント戦略に適す市場ではなかった、などのほうが正しいのではないかな、と。

    もし各店舗ごとの内情で、本当に「隣のあの店舗を競合と見立ててキャンペーンをしよう」といったようなことがあったのであれば、冒頭の表現は正しいと思いますが、それはそれでかなり異常事態です。


注目のコメント

  • スタンフォード大学経営大学院 MBA Class of 2023

    https://newspicks.com/news/2862727
    ↑で4年前にコメントしましたが、いきなり!ステーキ経営陣の自己分析が致命的なことは幸楽苑との無意味な提携からも伺える。本記事の指摘通り、駅近の高密集地域で囲い込んだニッチセグメント対象に高原価=薄利商売を高速回転させるのがビジネスモデル。カニバリ起こすメニューを提供する幸楽苑の郊外店でのんびりステーキ食われたら儲からないどころか固定FC料絞り取られるカモになるだけ。

    良質な高タンパクランチ/ディナーをサクッと食べたいニッチ層が厚い駅近エリアを出店戦略で一定程度カバーした後の顧客拡大はあくまで同セグメントの深化に軸を据えるべきであり、同じ商品=高原価ステーキを使って他セグメント=ゆっくり食べたい派/肉に拘らない軽食派を攻めるのは悪手。つまり、他社と提携するならヨコ=同じ飲食業界ではなくタテ=高タンパク食ニーズを産むジム等の他業界で模索すべき、もしくは別の商品コンセプトを開発して他セグメントを攻めるべきだった。

    One-fits-all的な発想で異なるニーズを持つ複数セグメントを同じ商品で攻略することはマーケティングの典型的失敗例。他のマスセグメントのニーズに合わせて商品特性を変えると、「店舗あたりの売り上げが減少に転じ、なんとか収益をキープするために原価率が下げられ、リピーターへの還元が減らされ、それに敏感に反応するコアなリピーターが離れていく」負のスパイラルが象徴する様に、ニッチセグメントからの支持を失う。(競争の激しい外食のマスセグメントを狙うならコスト低減が必須になり商品のグレード低下に繋がるので)

    万人ウケを狙った商品は誰からも選ばれない、というセグメンテーション軽視によるミスを体現した日本のビジネスケースとして、来学期のマーケティングの授業でシェアします笑。


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    株式会社ナウキャスト 取締役会長

    いきなりステーキは、売り上げの増加目標とそれに伴う店舗数の拡大路線の中で、元来の勝てるはずのビジネスモデルがどんどん捻じ曲げられて行ったことで、現在の苦境を招いたというのが私の見立て。
    記事にもあるように、「原価率の高さ、回転率の高さ、リピーターの囲い込み」がここの強みです。初めて人に誘われて何の事前知識もなく行った都内の大きな新設店舗で、まず行列に並んで店に入り、ちょっと緊張しながら「肉切り場」に進んで、(当時は斬新だった)透明なマウスシールドをした職人さんと勝負するような感じで対峙しながら、肉を選び、その場で切り出してもらい、程なくして出てくるジュージューと音を立てて出てくる大きなステーキに興奮したのが、私の原体験です。
    その後、あることがきっかけで真面目にトレーニング(筋トレ)に取り組むことになり、サプリメントや人工的なプロテインに過度に頼らず、「トレーニングの一環としてストイックに肉を食べる場所」としてジムの近くにあった店舗(六本木店)を選び、現在に至っています。
    そこから、ずっと定点観測をしていますが、まず気になり始めたのが①店内にベタベタ貼られた「店舗候補地求む」の張り紙、そして②気持ちの良い対応をしてくれていた店員の別店舗への配属(おそらく指導担当)、③入れ替わりに入ってきたメニューがろくに読めない店員の増加、その中での④メニューの複雑化(デザートまで)、⑤立ち食いより奥の椅子を進めてくる誘導(おそらくサービスのつもりかもしれません)、⑥そして意外と楽しかったマイレージカードへの現金チャージ(決済時にこれまでに食べたグラム数が、すぐランキングに反映されるので簡単でゲーム的な要素があって結構楽しかった)の停止、⑦細かいことだが、付け合わせがブロッコリーから、中途半端な3種(ブロッコリー、ニンジン、コーンをちょっとずつ)をデフォルトにする変更、など迷走ぶりは目に余りました。社長の近くにいたアドバイザーが悪かった可能性があります。
    企業再生の専門家であり、累計153,143グラムを食べてマイレージ会員2,623,896人中現在737位というヘビーユーザーとしては、ビジネスの原点回帰と適正事業規模の追求、店舗拡大時に膨れ上がったバランスシートの調整、でこの会社は再建できると期待を持っています。静岡の「さわやか」出身の新社長の舵取りには期待したいと思います。


  • 製造業 Marketing Manager

    流行し始めた頃、既に米国にいたためにブームを知らぬ間にブームが終了してしまった…流行ってる時に流行り物にトライしたかったなあ…マリトッツォは間に合ったんだけど。

    ・そもそも日本は米国のようにステーキをガンガン食べる国ではない。

    ・米国でステーキをガンガン食べるのはあれが1番美味いメインだから。焼き方や肉選びにこだわり、店や味付けによっても大きく異なる。焼き加減がダメなら容赦無く焼き直しを命じる客とそれに従う店舗、それがアメリカのステーキ屋。真剣勝負なんすよ。
    あと、日本とは肉厚が全く違う。5cmはある。だから、焼き加減はとても重要になる。

    ・日本にはステーキ屋以外に安くて美味い飯屋がとにかく多い。寿司屋も多いし焼肉屋もたくさんある。ファミレスもあるし、なんなら牛丼屋も十分すぎるくらい美味い。どこの食材も新鮮、店は多いし、価格も安い。そのため、好きな人以外はステーキをわざわざ大枚を叩いて食べに行く文化が無い。いきなり!ステーキがポイント制や立ち食いなどのアイデアで挑んだのは面白かったが、「文化として根付く」ところまではいかなかったということか。

    ・記事に指摘のあるロカボダイエットブームという一過性のブームで、どこまでの成長が自社のビジネスモデルの実力値なのかが見えづらいままに限界まで拡大したのは気の毒な展開だったのかもしれない。


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