ロシアGDP、マイナス4% 4~6月期、制裁響く
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制裁は経済的な影響を与えている。しかし、それが政治的な判断を変えるところにつながらないと、制裁の「効果」があるとは言えない。制裁の経済的効果と政治的帰結の間の回路が権威主義国家では目詰まりになりやすい。
訪日しているベトナム人の方が日本に来て最も驚いたのが、高齢者が非常に多いことだそうです。ベトナムは先の戦争でたくさんの方が犠牲になりました。それにより高齢者が不在という事実に直面しています。ロシア兵は今どれくらいのロスでしょうか。数万人のようです。制裁は過去の歴史が物語るように、1年などで終焉を迎えるものでなく、数年継続されることでしょう。天然資源は豊富ですが、例えば天然ガスについて独シーメンスがタービンをメンテナンスしている通り、ロシアだけでは資源の活用がなされていないのも現状。やはり戦争は後々様々な問題や社会インフラに大きく影響する。ロシアが今よりも更に衰え、政権が力を仮に発揮できない局面を迎えるとき、米英を中心とする西側諸国のウクライナに対する政策も大きな転換を迎えるのではないでしょうか。
経済制裁が本格的に効いてくるのはこれからです。ロシアは兵力不足のダメージのせいかエネルギー供給を武器として使うのが早すぎました。西側は本格的なエネルギー不足が発生するこの冬までに、なんらかの対応を進めるでしょう。西側からの半導体や製作機器の輸出禁止でさまざまな製品の国内生産ができなくなります。それまでにこの戦争を終わらせることができなければ、来年はプーチンの基盤も危うくなるかもしれません。