首相、旧統一教会の関係点検指示 入閣する閣僚らに
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岸田政権が統一教会の問題を深刻に考えている表れです。そして、それは正しい判断です。統一教会とつながりがあると閣僚になれない、という流れになれば、統一教会との関係断絶の第一歩になります。
新閣僚の就任記者会見は「統一教会との関係は?」から始まることになるでしょう。
注目のコメント
この週末は、いわゆる「身体検査」に時間をかけることになります。旧統一教会との関係、安倍派や安倍氏に近い議員の扱い… 党3役の2つのポストに注目、水面下の動きが激しくなりそうです。
機動的に動けない防衛相のどこが日本の防衛上最適なのか考えてコメントはしてほしいところですが…それはさておき。
私はこの案件、まあ岸さんを外す名義でもあるでしょうが、それ以上に特定の人物を入れないための布石と考えています。
それは誰か。安倍派会長代理の下村元文科相です。
安倍派は最大派閥でありながら、重しが無くなり、集団指導体制さえ構築できないだけの状況にあります。
国葬が9/27ならそれまで現体制を維持する、としているので、バランスその他を考えるなら安倍派にも配慮したと見える人事にする必要があります。
そして現行のメンバーを考えた際、配慮したと1番分かりやすい構図が、安倍派の会長代理である下村博文元文科相の再入閣です。安倍さんに近いのは萩生田さんですが、萩生田さんは既に閣内にいるので、萩生田さんを残留させても配慮とはみなされません。世耕さんとかは自民党内に既に要職を持っているので、世耕さんを入れても配慮とはみなされません。分かりやすく1人で済ませるなら会長代理の下村さんであるのは予想できます。
しかし、下村さんはあの名称変更に関わったことが既に報道などで明らかになっています。今回の事件にもあの名称変更は影響しているとする説もあり、本来彼が議員辞職して禊の補選に出てきたとしたら、どうでしょうか。別にそれで補選に落ちるとも思えませんが、(徳川慶喜に代わって近藤勇の首で収めたように)実はこれだけで他の議員への波及は最小限に出来る部分があります。ですが、彼はそうはしません。
そして、8/10に内閣改造なら、本来彼は復帰を狙っていたはずです。安倍派を取りまとめるのは自分である、として。
しかしここで彼を入閣させたとしたら恐らく岸田内閣は1ヶ月で終わります。
だからこそ、こうした指示をして、色の濃い人を外す名義を作った、と考えるのが自然な流れかと思われます。