政策はAIに全面委任、デンマークで「人工党」結成
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すでに会話できるんですね。どのようなデータとアルゴリズムで学習したのか、公開するくらいのオープンさを追求し、政策を委任するに相応しいAIなのか、コードをレビューしながら議論するような日が来たら本当に未来ですね。このような取り組みがメインストリームにならずとも、オルタナティブなアプローチとしての存在意義はあると思う。
AIになにを求めるのかによって使うモデルも当然変わってきます。政治のしがらみを感じずにフェアな解を選んでくれるような存在を志向するならば、AIはポテンシャルがあると思いますが、あくまでオープンである必要があります。現行の民主主義フレームワークでの最適解を出すことは魅力的ですが、それ以上に、新たな政治のあり方が定義されるところまで期待したいですね
様々なソースから偏りなく人々の考えを抽出できれば、民意を代表するのに最適な議席や政党数、選挙頻度などを構築することもできそう
どれくらいの解像度で政策決定させるのかはわかりませんが、「庶民の政治理念」と、「より多くの人にとって有益な政策」は必ずしも一致しないと考えられるので、分析の結果ポピュリズムに走ることがないような問題設定をする必要はありそう。|同党のAIは、1970年以降に存在したデンマークの
|小政党の全刊行物を分析することで、「庶民の政治理念」
|を代表すると思われる政策を立案する。
過去の政策の傾向分析ですね。これだと人気政策は分かるでしょうが、感覚的に嬉しい政策が選ばれそうです。
本当のAI政策立案は「政策シミュレータ」を整備して、いろいろな政策パラメータを変えて実施効果を予測して、最適な政策を選び出すことでしょう。エビデンスに基づく政策立案(EBPM)です。
そのためには今出来ていない政策の効果測定と検証が欠かせません。しかし、政策の効果を本気で測りたくない方々も多いので、なかなか難しいです。