[東京 4日 ロイター] - ミネベアミツミは4日、ホンダの完全子会社でドア部品などを手掛けるホンダロック(宮崎市)を買収すると発表した。ミネベアミツミが2019年に経営統合した自動車部品製造のユーシンとの相乗効果のほか、グループ全体でホンダのサプライヤーとして、さまざまな分野で協力関係を構築できると見込んでいる。買収額は非公開。

ホンダロックの2022年3月期の連結売上高は935億円、営業利益は21億円だった。

ミネベアミツミは22年中の取引完了を予定している。23年3月期の連結業績に与える影響は判明次第、速やかに開示するという。

ホンダは、環境変化の中、連結子会社を含め事業ポートフォリオの最適化に取り組んでいるとし、ホンダロックに関してはミネベアミツミのもとでの事業運営が将来的な成長につながると判断したとしている。