ホンダや日産がテレマティクス保険、走行データを基に保険料を割り引く
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日本の自動車メーカーもテレマティクス保険に乗り出しました。米国ではTeslaが保険会社を設立し、テキサス州でスタートしています。
Teslaのユニークさは、リアルタイムの運転行動に基づいて安全スコアが算出されること。そして保険価格が毎月改定されることです。毎年1回とか半年に1回の保険料改定ではなく、毎月というのはとてもユニークです。
保険会社の収益基盤である自動車保険の競争が激しくなりそうです。今まで事故件数の統計と感覚的なものでしかなかった事故リスクが、車体のビッグデータを通じて計測可能になったというのが一番大きな転換点ですね
移動する車体がクラウドに接続するための安定性や即時性を担保するためのテレメトリ関連市場の拡大が今後ますます期待できますほとんど、おまけ程度の値引き額です。日本のフィンテック開発力の弱さを象徴するような話で正直ガッカリです。
その基となるDCMという車載通信規格の標準化もようやく議論が始まったばかりで、今回の取り組みを契機に国際標準をリードしようとするムードも感じられません。成熟した日本の車社会だからこそ先行し試行できる、世界があっと驚く新サービスをどうしてアピールしないのでしょうか? 担当者はしっかり考えているはずと信じ、近々のローンチを期待します。