米、中国への半導体製造装置の輸出規制強化-主要サプライヤーに通知
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米中の経済安全保障を巡る攻防が激しくなっています。最大の争点である半導体製造装置の対中輸出規制を米政府が強化しました。報道によると日本企業にも同調を呼びかけています。日本企業はこれまでのように「アメリカも中国も」というスタンスを続けることが難しくなっています。同時に米中双方の政策を探るインテリジェンスがより求められています。
EUVを使わなくても、7nmまでの微細化はいけると言われてきました。歩留まりなどコストの面で劣位に立たされるわけですが、それでも安全保障的には大きな一歩です。
で、実際にそのめどが立ちつつある中、新たに規制を強化しようとしているわけですが、半導体関連産業にとっては一番のお得意様である中国向けのビジネスに関する規制が二転三転するのは苦しいでしょうね。
露光装置などは国産化はすぐには難しいでしょうが、代替できるところから国産化は(コスト度外視で)進められるので、日本を含め中国外のメーカーはやめて欲しいとみているところが多そう。
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中国最大の半導体メーカー、7nm製造技術確立か-米制裁対象 - Bloomberg https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-22/RFE9OQDWLU6801これは結構大変だが、最先端は微細化だけでなく、パッケージやパワー系もある。あとは、EDAも。同じ装置でも、少し先までできなくはない。各社によって、プロセスノードの定義もやや異なるし。