サル痘で緊急事態宣言=NY州知事
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7月29日に、NY州はサル痘の感染拡大に対応するため、8月28日までの非常事態を宣言しています。サル痘の感染者数としては、全米最多の都市となっていて、サル痘ワクチンを投与できる対象者として、救急隊員、薬剤師、助産師にまで拡大されています。
また、ワクチン以外の予防法として、以下のことが知りています。
・症状のある人の飛沫・体液との接触を避ける。
・こまめな手指衛生を行う。有症状者が使用した服、寝具、タオル、食器等に触れる際は特に手指衛生を。
・サル痘を保有する可能性のあるげっ歯類等(死体を含む)との接触を避け、野生の狩猟肉を食べたり扱ったりすることを控える。
注目のコメント
ニューヨーク州では全米の3割にあたる1300人以上の感染者が確認されるなど、感染流行地域となっています。ニューヨーク市内の病院で勤務していますが、救急外来などでサル痘を疑い検査を提出するという患者さんも増えてきました。コロナよりも潜伏期間が長く、接触感染や飛沫感染以外にも性的な経路の感染も考えられており、じわじわと感染拡大してくる懸念があります。