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[ワシントン 26日 ロイター] - 米S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズが26日に発表した5月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数(主要20都市)は前年比20.5%上昇と、市場予想の20.6%上昇を下回り、前月の21.2%上昇から鈍化した。

全国の住宅価格指数は前年比19.7%上昇。タンパ、マイアミ、ダラスで大幅に上昇したものの、全体では4月の20.6%上昇から鈍化した。

米連邦住宅金融庁(FHFA)が同日に発表した5月の米住宅価格指数(季節調整済み)は前年同月比18.3%上昇。4月は18.9%上昇だった。

住宅価格の伸び鈍化が確認された格好だが、オックスフォード・エコノミクスのチーフエコノミスト、ナンシー・バンデン・ホーテン氏は「需要が満たされていないほか、在庫が比較的不足しているため、住宅価格が全米レベルで下落することはないだろう。特に住宅ローン金利が最近の水準から低下すれば価格下落はなお想定しづらい」と述べた。