地方でも都市部に負けない新卒採用の勝ち筋がある
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働く時間は自由、勤務場所も自由、好きなことを仕事にし、目標は自分で決める。そんな会社があると聞き、取材に向かいました。アートやお笑い、野球……さまざまな分野で、社員がそれぞれ自分がやりたいことを企画にし、挑戦していっている株式会社NOMALですが、その柱になっているのが採用コンサルティングサービスです。
コロナ禍によって、一時は日本全体の雇用が落ち込みましたが、現在はオンライン採用が進んだことで地方の企業が、全国各地から優秀な人材を得られるチャンスが広がったといいます。オンライン採用の活用のポイントや、課題、これからの展望について社長の松本祥太郎さんに伺いました。
コロナ禍はこれまでの価値観や「あたりまえ」を一変させるできごとでしたが、そこで、新たな挑戦をはじめた企業や人は、既存の概念に囚われない新たな道を見つけているように思います。どんな業界、どの分野でも、「最新の情報を得る努力」の必要性を感じました。多くの地方の企業にとって課題だった新卒採用。コロナ禍で採用活動がオンラインに移行したことで、地方の企業でも都市部と変わらない採用ができ始めているとのことです。多くの地方企業に採用戦略を助言しているNOMAL社長の松本祥太郎さんにインタビューし、その具体的な話をお聞きしました。
ユニークな事業形態をとるNOMALの新規事業について深掘りした後編と合わせ、ぜひご覧下さい。
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NewsPicks +dは、独立した編集部がオリジナル記事を制作。丁寧な独自の取材で、地域の身近なビジネスのストーリーや、ビジネスパーソンの学びにつながる情報・ノウハウなどをお届けします。これは全ての業種に当てはまるわけではない。この記事では大学生を前提に挙げていますが、新卒の扱いを高校生にまで広げると話は変わってきます。大卒が採用できる企業はそれなりに体力はあるでしょう。会社の景気にもよりますが、実は大卒じゃなくても優秀な高校新卒がほしいという企業が増えてきました。たしかにインターネットの普及で全国の求人情報をハローワークのサイトで閲覧できるようになりましたが、求人情報自体の公開非公開の設定があり、非公開で見られない企業もあります。まあ、それは置いといて。
会社が存在する周辺地域でも応募がなくて人が採用できていません。これが全国に広がっている状況です。なのに、遠方へ応募を求めても、地元で採用できないのに遠方なんてほぼ0に等しいのです。100キロ以上も離れた、挙句は300キロ以上離れた企業から求人がありますが、よっぽどの有名企業でもない限り応募しません。
逆に言えば、そのよっぽどの有名企業でさえ、人材の確保に必死だっということなんです。同じ遠方でも日本の各中心部から外に向かって行く人は多くないと思います。反対に日本の端に住んでいる人は遠方に行くことはそうそう苦ではなく思っている人が多い気がします。それは、各小規模地域でも言えると思います。
ただ、どこが出身でも大学生は学業のために遠方から学びに行く人が比較的多いでしょうから、そういうことがキッカケで全国に散らばっていくようになっていくのは良いことなんだろうなと思います。それがキッカケの就職もあるでしょうから。そういう私は、端から首都圏の大学に進学しちゃったので、いまだに首都圏で暮らしているんですけどね。