デロイトトーマツ、海洋の環境影響把握でスタートアップと提携
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生物多様性にいまだかつてなく注目が集まる時代となりました。
地表の70%を覆う海は、人類の活動などによって排出される二酸化炭素の約30%を吸収するといわれています(海洋生物によって吸収された炭素をブルーカーボンという)。
森林の炭素吸収であるグリーンカーボンは約12%といわれていますので、海洋のほうが吸収量が多いわけです。なお、サンゴは炭素固定だけでなく、水質浄化機能も優れているとされています。
このように海洋環境の把握と海洋生物の保全は、気候変動対策との関連を示しやすく、事業者が象徴的に取り組みやすいものと思います。
多くの事業者が海洋生物保全に関心と知識を持ち、優れた技術をもつスタートアップと連携していくことに期待したいです。イノカすごいぞ!
イノカの社長は東大卒でForbes JAPANの30 UNDER 30にも選ばれた高倉くん。
環境移送は、ノアの方舟とかエヴァンゲリオンで加持さんが生物の種の保存をしようとしていた、みたいな役割(環境変化で滅びてしまうかもしれないサンゴを水槽で生き残らせる)と、未知すぎる海でのあらゆる実験を水槽で行えるようにすることで実験が進み、解明できなかったことなどを明らかにできるかもしれない、という期待もあるのです。すごいんですよ、彼らの技術。
この記事だけだとピンとこないかもだけど、すごいんです。
まじで期待。これからきっとめちゃくちゃ名前出てくる企業ですよ。毎年同じ海で潜ると、短期間の間に珊瑚が傷付き、減少していることがあります。海のエコシステムとして、他の海洋資源にも影響を与える、重要な珊瑚礁を人工的に養殖できるようになると、インパクトは非常に大きいと思います。