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【秘伝公開】社長に「ウチも両利きをやれ」と言われたら

NewsPicks編集部
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注目のコメント

  • 葉村 真樹
    ボストンコンサルティンググループ パートナー&ディレクター

    ソフトバンクでiPhone事業推進室長として、iPhone3GS, 4, 4Sの時代、iPhoneのマーケティングとセールスを担当していました。ただし実質的な責任者は私の前任者としてiPhone3G, 3GSを担当し、当時の私の上司、今は常務執行役員の1人として活躍されている方でした。

    当時の彼はまさに本記事で書かれているような人。まだ30代後半、買収した携帯キャリアではなく、通信会社の出身の若手の俊英。それをトップが完全バックアップしてました。私は外から来た外人部隊の一人として彼の下にあてがわれたに過ぎません。国内メーカーを中心としたガラケーから、iPhoneをはじめとしたスマホへの移行は、ある意味「両利きの経営」が求められました。

    主要国内メーカーと二人三脚で商品開発をして独自の市場を作ってきた従来の携帯キャリア出身のシニアはiPhoneへの傾倒に冷ややかな人、怒り心頭な人、様々でしたが、あるメーカーの端末を不採用とトップが決定した際の経営会議で、そのメーカー担当責任者だった部長が涙を流し、トップに抗議した場面は忘れることができません。

    彼は、かつてのソフトバンクの苦境をそのメーカーがいかに救ってくれたか、いかに新たな市場を共に作ってきたかを訴えました。彼は自らの保身ではなく、まさに自らの業務に忠実なゆえにそのように訴えていることが痛いほど分かりました。しかし、トップは聞く耳は持ちませんでした。

    私がiPhoneを担当した時代、まだソフトバンクが専売でした。しかし、iPhone4で大きくマーケットが立ち上がり、ソフトバンクの端末販売の半数以上がiPhoneとなりMNPのほとんどがiPhoneとなり、ソフトバンク内に限ってはスマホが主流の時代へと移行しました。両利きの経営を続ける中ではそのような時をどこかで迎えるし、迎えなければなりません。

    今頃、あの部長はどうしているのだろう?と思うことがあります。彼のように、「深化」側で、業務に忠実に市場を守ってきた人たちをどのように処遇し、活かしていくのか、そういうことも本来は両利きの経営を考える上で重要なことのようにも思います。


  • Goto Taichi
    地方都市リーマン

    まさに10-20年目の生え抜き社員です。

    現業の傍らで新規事業も進めていますが、
    上も周りも、言うほど単純では無いです。

    皆、どこかでこのままじゃ駄目だ、新しいことを、
    という意識が有るので、数年前よりそういった新しいこと
    に対するネガティブはなく、

    むしろ「あの部長は反対した、保守的だ」と、社内評判や役員からの目を気にするという圧力もあり協力してくれます。

    また、記事にもある「ナラティブ(個人の原体験に根ざしたストーリー)」は、大きな力です。

    皆、社員である前に一個人ですから、人間の根源的な
    欲求や苦痛に対する課題(例えば障害福祉、介護福祉、医療関連)などについては共感力が強いと感じます。


  • 清水 隆明
    Seed Master Consulting 代表

    「両利きをやれ!」という社長がその本質を理解しているかどうかが最大のポイントですね。「探索」をミッションとする組織は社内力学により冷や飯を食う可能性が高く、それを隔離して社長の庇護のもとにおくと、既存事業部は「僕らは深化だけやれということか!」とモチベーションが下がります。

    多くの企業がその狭間で失敗し組織は上手く回らず、かつ社長が変われば宗旨替え、ということが繰り返されています。社長がやれやれと言うから二階に上がったら、はしごを外された、なんていう話は枚挙に遑がありません。

    どういう事業は既存事業部で行い、どういう事業が出島で行うかが不明確なことが混乱の火種になるケースが多いと感じます。大雑把に言うと、事業の独立性が高く、カーブアウトして別会社にしても成り立つものが出島の前提になるのではないでしょうか。

    社長の意思を幹部全員が腹落ちしていることが大前提になります。


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