“福岡ベンチャーの父” ibb廣田稔が語る、グローバル創業都市の過去、現在、未来
コメント
注目のコメント
“10億円の企業に価値がないのかといえば、決してそんなことはない。”
売上高10億まではいけても、100億、1000億といった企業が生まれていないという福岡の課題に対してのこの言葉。ほんとにそうだなと思います。
これは企業内の新規事業にとっても重要なことで、もちろんスケールさせることは大事なことである一方で、地域での事業や社会課題解決を目指したときになかなかスケールは難しいこともある。そのなかで中、小規模の事業を産み出してそれぞれが連携して大きな規模になる、もしくは会社の大きな戦略や社会の変化にのって規模が拡大することもあるともおもいます。
事業が初期小さくてもしっかりと育つように、 目指す事業の「規模感」を明示してあげつつ、産み出していく機能と大きくしていく機能は別だと認識して企業内でも支援していくことが大事だなと改めてこの記事をみても思いました。ベンチャーといえば、スピードとスケールに価値観が置かれている側面がある中、廣田さんの「石の上にも10年」という考えや、ibbが関わる企業はコツコツ型が多い、一社あたりの売上高が大きれば大きいほどいいとは思わない、という発言などから、廣田さんが独自のどしんとした価値観からぶれずに真っ直ぐ進まれてきている様子がとても素敵だ、と感じる記事でした!!
こういう考えでも、実際にibbファミリーから7社もが上場を果たしていたりと実績があることで、とても力強く廣田さんの言葉一つ一つが響きます。ibbがが2030年までに20社をIPO成功させることを応援しています!!
地方のスタートアップ支援が盛り上がってその土地に根を張っていくためには、こういう廣田さんのようなどっしりと構えてコミットをし続ける人の存在が大切なのかなとも思いました。