中低所得ほど苦しい…スクリューフレーション深刻 生活必需品が高騰
朝日新聞デジタル
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記事には網羅されていない単身世帯の現状を補足すると、家族世帯にとっては外食は基礎的支出ではなく選択的支出に振り分けられていますが、単身の特に男性にとって外食は基礎的支出の最たるもので生活の必需インフラそのものです。2020年4月以降の外食規制で外食費という項目の支出は半減しましたが、食費自体は変わってません。これは、今まで安価な外食で切り盛りしていたのに、慣れない自炊食消費などでエンゲル係数はかえって増えてしまったとも考えられます。そこに食品の値上げが重なる事で、今後さらに生活が厳しくなるでしょう。所得絶対額の少ない34歳以下の若い単身者は猶更です。
家族にも独身者にも所得が少なければ少ないほど苦しい状況に追い込まれて行きます。低所得層ほどインフレの打撃が深刻というのはその通りだと思います。そして、世帯タイプ別にみると、高齢者世帯、とくに高齢単身世帯の購買力が大きく低下します。マクロでみれば2%インフレのマイナス影響はコロナ貯蓄で相殺可能ですが、世帯タイプによってマイナス影響の大きさが大きく異なることが問題だと思います。