ソフトバンク・ビジョン・ファンドの絶望
アクシオン|経済メディア
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この手の事は一般論として私情も私怨すらも挟むゆえある事無い事言う人も書く人もいるもの、話半分といったところだろう。その上でウォール街の腕利きバンカーもフォーチュン企業のトップエグゼクティブも大なり小なり「エグさ」は待ち合わせたものである。さもありなんと言った感想しか湧かない。
ただし孫さんが重用してきた「外様大名」は、ミスラを最後に全員が御大将のもとを去った、これは大きいと思う。結局のところ天下の孫さんですらも組織のグローバル化、なかんずくトップマネジメントのそれはなし得なかったという事であるならば、なんとも悲しいというか大袈裟ではなく日本経済にとっては暗くなる話であろう。Axionの詳細記事。ソフトバンク・ビジョン・ファンドのヤバすぎる現状。世界的な株安が直撃。1号ファンドの三分の一は7%の高金利払いが必要。そしてコア人材が軒並み去っていってる。ここからミラクルは起こせるのかな…
IBの皆さんは少しでも好条件があればどんどん動くのでソフトバンクにも来てもらえた。ちょっと多い気はするものの好条件に惹かれてソフトバンクに来る人も少なからずいるので人の問題はそれほど大きくないのでは。
そもそもの根本原因であるマーケット下落は読みきれなかったとしても楽観的な投資をしていたとも結果論としては言えるので、本人たちが招いた低報酬なわけで。このクラスの成果報酬は上も下もきちんと反映されて然るべき。
ソフトバンク的には現状を引き起こした人がいなくなることで異なる打ち手を打てるのでむしろ状況を好転させるには皆さん去ってくれてありがとう、というかそのために塩対応した可能性すらあるのではないかと思っています。