Google Cloud、暑さでダウンか ロンドンのデータセンターで冷却系に障害 Oracle Cloudも【復旧済み】
コメント
注目のコメント
40度を超える熱波の影響なんでしょうが、エアコンがフル稼働してもサーバールームの温度が、おそらくサウナとまで行かないまでも、30度は軽く消えていた可能性がありますね。
サーバーがダウンしてしまって、クラウドサービスにそこそこ影響が出たんでしょう。
サーバールームを冷却するエアコンの能力は余裕を見ているはずですが、熱波でエアコンがオーバーロードして故障したようです。こうなるとサーバールームの温度を下げるのは、とにかく真夏の空気をサーバールームから追い出しながら、エアコンを順次動かしていくしかないでしょう。
サーバーが熱暴走で故障したら、復旧はもっと手間取ったかもしれません。
サウナの中で汗だくになりながらの復旧作業は大変だったと思います。
日本も熱波で同様な事態にならないとも限りません。
しかもこういう熱波の時は、電力も逼迫することになる可能性があり、電力供給の制約が起きないとも限りません。
非常用発電機を動かして、電力を補うとかすることになるんでしょうね。
それと40度を超える首都圏で、サーバールームを冷やし続けるだけのエアコン設備の増強や、受電設備の容量upなども検討しなければならないかもしれません。
そして気温の低い北海道にデータセンターを設置することも、日本も温暖化対策として、ITインフラの重要な対策となってくる可能性があります。
ただその前提として、基幹光ファイバーを北海道に繋げることが必要でしょう。
マルチコア光ファイバーの海底ケーブルの敷設を急がないと、日本はITインフラの温暖化対策に遅れを取ることになるという懸念を持ちました。国内にデータセンターを構えている会社で働いております。
データセンターはこういうもの、という決まりはありませんが、40度ぐらいの気温でデータセンターそのものがダウンすることは、恐らくありません。
いわゆる超巨大な空調機で24時間、夏も冬も冷却しており、サーバーも80度以上にでもならない限り、自律的に停止することはないかなと思います(サーバーの設定次第ですが)
Googleはデータセンターやサーバの仕様を公開していないので、現在の仕様は分かり兼ねるのですが、空調にかかる電気代が膨大なので、水冷式サーバをつかっている、と以前記事を読んだ記憶があります。
https://www.publickey1.jp/blog/09/post_36.html
また、冷却の効率化のためにAIでの電力運用を行ってもいるそうです。
https://japan.zdnet.com/article/35124299/
===追記===
イギリスのデータセンターを少し調べて見たら、NTT comさんの記事を見つけました。
冷涼な気候を利用した空調システムを採用することで、PUEを下げているとのこと。(弊社も似たような冷房機能だったような。。)
このような仕組みだと、外気温が上がると想定した温度に下げられず、オーバーヒートする可能性はありますね。
https://www.atpress.ne.jp/news/38905