サハリン2の新会社への出資、政府が商社に継続を打診
日本経済新聞
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まあそうかもしれないけど、今までボロ儲けしていた三菱商事と三井物産がそもそも手放す訳がない。
いわば、商社の立場に政府のお墨付きをあげたという事でしょう。
商社のロビーイングの勝利かな?サハリン2は過半出資しているガスプロムにとってもドル箱であることと、輸送や受け入れ能力の観点からLNGの長期かつ安定的な売却先を見つけるのは難しいので、上流の権益に関わらずLNGの売買は続く可能性が高いと思います(LNGの購入は電力会社等で上流権益を持っている商社ではないです)。
LNGの方がガスをそのまま売るよりも高く、ロシアと陸続きでパイプライン経由でガスを買える欧州と比べて日本は高いガスをLNG船を使って買ってきたが、ここに来て高いことと輸送などの非効率な点が売却変更のハードルとなりプラスに働いている。つまり儲からないパイプラインでの売却先から止めていくと考えられる。公から民へのプレッシャー、半端ないですね。この状況でロシアへ出資することのリスクを株式市場がどう見るでしょうか。
ただ、商社としては時にはリスクの大きいことでも、国のエネルギー政策への協力を惜しむと、逆にその他の施策(国の洋上風力発電推進事業を三菱商事が総取りをしたような)で損を食う可能性があると“忖度”するしかないのかもしれませんね。